「国際墨画会大賞」を受賞して

この度は、栄えある「国際墨画会大賞」を頂戴し、身が引き締まる思いです。

芸術にはおよそ全く縁のなかった私が、今日あるのは、一重に、これまでご指導頂いた香取会長のお導きの賜と、心より感謝申し上げます。

今回は、風景画作品(山水的な)への挑戦でした。

以前より題材として興味のあった、青森県下北半島にある、白亜の仏ヶ浦海岸(凝灰岩による白っぽい、すぐに崩れ落ち、草木が根付かない奇岩列群)を描いてみたいとの思いから、昨年秋、八戸出張の折、どしゃ降りの中、撮った写真をベースに構図を作成しました。

「雨でスケッチができなくても」

海岸、横一線に点在する奇岩・岸壁を中国山水的(山を岩に置換)に縦構図に配置しました。

①下に配置する岩の選定条件としては、安定感のある形の良いものより、敢えて不安定さのあるものを選定(この岩はひっそりと、表舞台には出そうにない箇所に存在)。

②真ん中の岩は、中景的な安定感のある岸壁を選定。

③上の岩は、下から見上げる高遠的な奇岩を

それぞれ、3つの岩を選定し、横に点在する横構図を縦構図に配置変えをしてみました。

 本写真は、仏ヶ浦海上観光(株)様からのご提供によります。

一番描きたかった、月明りに照らされる白い奇岩群の構図が完成しないまま、今回の作品となってしまいました。機会を待って、夜の仏ヶ浦に訪れたいと思っております。

成田 満

国際墨画会大賞受賞者の声

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