ロンドンの澤野です。
英国北部ウェストヨークシャー出身の退役大尉であるトム・ムーア氏は新型コロナウイルス対策の最前線で働くNHSの人たちを支援するため、4月30日の100歳の誕生日までに自宅の庭を100往復すると約束し1000ポンドの募金を募ると冗談半分に彼の孫に約束しました。

その後、毎日毎日歩行補助器を使いながら庭を往復するその姿が放映されてから、至る所から募金が驚くほど届き始め、当初1000ポンドの募金を集める約束が、何と既に3000万ポンド(約40億円)が集まっているそうです。

真面目な態度、逆境にあってもユーモアあふれた応対、老いから若きまでに活力を与えるお手本になったとして名誉大佐(Honorary Colonel)の称号を与えられ100歳の誕生日当日には、王立空軍による儀礼飛行が行われたほか、エリザベス女王やボリス・ジョンソンからお祝いのメッセージが届いたり、イギリス全土から約14万通ものバースデーカードが送られました。

ムーア大佐は「100歳になったことは大きな節目で、みんなが私に、素晴らしいことをしたと言うが、実際には皆さんが私にしてくれたことこそ素晴らしい。いつでも、明日はいい日になると覚えていてほしい」と力説しました。





英国では既にロックダウンが6週間に及び コロナ感染の死者は3万人を上回っています。

ロンドン便りー38号「時には笑顔を」

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