この度は国際墨画会顧問賞をいただきまして誠にありがとうございます。
驚き、喜びと共に、さらに精進しなければならない、と気持ちを引き締めております。

今回の作品は、菊と中国の太湖石をモチーフにしています。
小学生の頃、一人一鉢の菊を育てる機会があり、私の菊は管物と呼ばれる細い花びらの種類でした。幼いながらにその美しさが強く印象に残り、水墨画で四君子を習った時から、いつか管物の菊を作品にしたいと思っていました。
制作にあたり多種の菊を描こうと決めましたが、そのためには様々な技法が必要であり、改めて習った技法を復習し、自分の中に定着させる良い機会となりました。また、太湖石も以前からいつか描きたいと思っていたので、今回、作品にメリハリを出すために配しました。実は今年の水墨画作品と工筆画作品、両方に太湖石を配し、それぞれの様式で表現してみました。その違いも見ていただければ嬉しく思います。

最後になりますが、日頃ご指導いただいている香取会長、美穂先生、諸先生方、また互いに悩み、切磋琢磨する仲間の皆様に心より感謝を申し上げるとともに、国際墨画会のますますの発展を祈念いたします。

清水二葉

『菊花図』 清水二葉

受賞者の声『国際墨画会顧問賞』(第21回展)

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